俺色にそめる!?結婚する前に彼女に掃除を教えこむ方法!

 先日、彼女が俺の家に初めて遊びに来ました。それまで、なんとなく「あれ、この子は……」と不安があったのですが、俺の家の玄関で確信に変わってしまいました。
 おじゃましまーす——と、かわいらしく挨拶をしてくれたのは良いのですが、問題はその後!
 靴を、脱ぎっぱなしにして、リビングへパタパタと歩いて行ってしまったのです。しかも、用意していたスリッパも履かずに。
 せめて揃えながら脱いでくれたら、まだ許せたのですが、靴を自由奔放に、散らかしながら脱いでいました。がっかりしましたが、気を取り直し、靴を三和土に揃えてから俺もリビングへ。
 しかしその後、彼女は怒濤の勢いで、俺の地雷を踏んでいきました。バッグをソファに投げるように置く。服に付いていた抜け毛は床に捨てる——比較的キレにくい俺ですが、さすがにこれは脱力しました。この子は、掃除ができないんだなあ、と。

 この子とつきあうにあたり、年齢的なこともあり、結婚したいと明確に考えていたのです。今もその気持ちに変わりはありません。料理が不得意でも良い、ゴミ出しは俺がやります。ただ、最低限は……トイレと風呂、台所は俺がするとして、リビングや寝室は掃除してほしい。居心地の良い空間を作る努力をしてほしい。

 やんわりと、しかし大真面目に、俺は彼女に掃除が苦手なのか?嫌いなのか?と訊きました。するとハッとしたような顔で、自室が汚部屋であることや掃除・片付けが苦手なことをポツリポツリと白状しました。そして、すっきりと掃除の行き届いた俺の部屋のような空間にするために、正直何をしたらいいのか分からないということも。
 俺たちの明るい未来のために、俺は決心しました。やり方を教えれば、この子は「見込み」がある。つまり、掃除好きに改心させられる!

 まず最初に伝えたのは、収納よりも掃除を先に済ませようということでした。掃除の過程でゴミとともに不要なものも捨てることになるので、収納にてきした空間が必然的に現われることになるからです。掃除も優先順位をつけ、一カ所を集中してキレイにしてから次に移るように教えました。
 言うよりも実際にやってみた方がわかりやすいので、宿題として自宅のソファの掃除をオーダーしました。ソファはお気に入りの場所とのことで、休みの日などはほとんどソファに座って過ごすのだそうです。お気に入りの場所がキレイに整えられていれば、掃除に対するモチベーションは上がるはず!
 ソファの上と半径1メートル以内に置いているものは、クッションを除いて全て撤去。もちろん、ゴミは捨てる。ソファと床に掃除機をかけるまでをやって、写メを送るように言いました。

 ちょっとやる気になったかも!とはりきって帰って行きましたが果たして……スパルタ教育はまだ始まったばかりです。

tepp55